大滝クリニック
院長あいさつ
診療科目
循環器科心臓血管外科
呼吸器科内科外科
禁煙外来
睡眠時無呼吸症候群
下肢静脈瘤
鼻からの胃カメラ
インフォメーション
筑井孝子
 乗り物・職場や自宅でさえも禁煙を強いられる、喫煙者にとっては辛い時代になってきました。しかし、発癌や心臓発作などのリスクを考えて、タバコを止めたいと希望されている方も多いと思います。

「禁煙」はあくまでも禁煙希望者個人の強い意志で成功するものです。「禁煙外来」では、その意志が続くように「手助け」を行っているということです。「急がば回れ」で、禁煙目標期限は3カ月以内のどこかでという、長めの設定になっています。具体的な方法は、

(1) まず、「禁煙宣言証明書」を作成し、本人・支援者(家族)・主治医が連名サインをして、志気を高めます。
(2) 初診時に呼気中の一酸化炭素濃度を測定し、タバコ臭い人はかなりの高値が出ます。「うそ発見器のように濃度測定器を使用します」と話すと、禁煙希望者にはやる気が出るみたいで、一酸化炭素濃度測定を結構楽しみに二度目・三度目の再診にやってきてくれます。
(3) 初診時からニコチンパッチ(ニコチン成分が皮膚から吸収されるよう工夫されたシール)を処方して、ニコチン依存症本来のサポートも行います。パッチには高・中・低の3種類の濃度があり、4週間・2週間・2週間で濃度を下げていく予定を立てていますが、自主的にパッチを貼らずに済ませている方もいます。パッチ1枚は安いものではありませんが、医療保険が利くのでタバコ1箱よりは安いと思います。パッチを節約し過ぎると、「ニコチン切れ」が起こって喫煙の再開につながりますので注意をして下さい。
(4) 「喫煙本数日記帳」のような表もつけていただいており、3カ月間毎日分のかなり細かい表となっていますが、皆さん気合いを入れてつけてきてくれます。だんだんと本数が減っていく「証」が目の当たりにできるので、「やる気」が出るのでしょうか。

実際、今までの挑戦者は皆さん、結構優秀ですよ。
ピコ スモーカーライザー
ピコ スモーカーライザー
ニコチンパッチ
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TEL
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